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仏教的Blog

「これは仏教的」と感じるモノ、出来事、音楽、芸術などについてお話します。星の数は、主観的仏教度の目安です。
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『長渕剛』×仏教『自力他力』

  • 主観的仏教度:★★★★☆(星4つ)

    2015.01.08

    未分類

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    数多くある長渕剛さんの名曲のなかに「Captain of the ship」という曲があります。この曲の歌詞で紹介したいのは、「差別も拾え。苦しみも悲しみも拾え。ついでに神も仏も拾ってしまえ。根こそぎ拾ったらあの巨大な大海原へ。すべてをお前の両手で破り捨てろ。」の部分です。
    とても自力的(じりきてき)で素敵な歌詞だと思います。

    仏教では、いきいきと生きていくために「ああしたい。こうしたい。」という自我をはなれて物事をみるという視点が大切にされています。そして、自我をはなれる方法は、自力(じりき)他力(たりき)の二通りがあります。
    自力とは、自我に振り回されないようこころを落ち着け、自分のなかに生まれつき備わっている本性に気付くことです。そこから生まれる力を自力といいます(自分勝手に生きていくということではありません)。
    他力とは、仏さまの功徳を信じ、自我をはなれて一心にお経を唱えることで安心をえることです。仏さまの力を他力といいます(他の人をあてにするということではありません)。

    Captain of the shipの歌詞が自力的だと感じるのは、神や仏を拾ったあと、それを捨ててしまい、自分で舵をとろうとしているところにあります。
    自力では、仏の力は人のなかに生まれつき備わっていると考えます。 自力に気付いたなら、自分が仏さんだから、迷いや悩みからはなれて自由にいきいきと生きていくことができるということです。
    自分の内にある仏の力に気付くまでの過程では、自分の外には神も仏も求めないという信念も必要になります。
    この曲の歌詞からは、自力を求める強い信念、決意を感じます。

    まさに自力的です。

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