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住職のブログ

『心の病』×仏教『生老病死』

  • 主観的仏教度:★☆☆☆☆(星1つ)

    2015.01.14

    未分類

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    お釈迦さまは心を落ち着け、世の中に起こる物事を観察する修行をされました。そしてまず分かったことは、人には生まれる、老いる、病気になる、死ぬという四つの大きな悩みの種があるということでした。

    そして、それに対してどのように日々生活をしていけばよいか、その智慧を説いたのがお釈迦さまの説法です。

    生老病死(しょうろうびょうし)が悩みの種だと気付く。それは、科学と医療の発展した現代人からすると当たり前のことと感じます。
    しかし、時は紀元前。王様は奴隷に対して「不治の薬を探してこい」というような時代です。

    「地位が高くて偉い人には死なない方法があるはずだ」

    このように考え、不老不死になりたいと願っている王様もいるなか、人はだれでも死に行く存在ということを説くのは勇気のいることだと思います。

    いまは若い人からお年寄りまで、心の病気をわずらう人がたくさんいます。そして世間では、身体の病気に対して心の病気になることは、特別なことだと思われるようです。
    しかし、このストレス社会では、心の病気になるのは当たり前のことです。むしろ、「この窮屈な社会だ。電車も満員だし、ノルマもきついし、働く人も少ないし、そりゃ病気にもなるわ」くらいに言ってもいいと思います。
    なので、心の病気になったからといって大騒ぎする必要はありません。

    骨折したらギプスをはめて養生します。
    心の病気にとってのギプスは何か。それは、静かにこころを落ち着けることです。
    心を落ち着けるには、呼吸と姿勢を整えることです。
    呼吸と姿勢を整える方法として「丹田呼吸法」がおすすめです(書籍やインターネットでいろいろと解説されていますのでお調べください)。

    心の病気は心の骨折だと思います。しっかり養生してください。

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