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住職のブログ

『趣味』×仏教『主人公』

  • 主観的仏教度:★★★★☆(星4つ)

    2015.07.12

    未分類

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    趣味は何かと聞かれたら、ないです。
    たしかに、ドラマをみたりゲームをしたりと好きなことはあるけど、あらためて趣味ということのものではないです。
    あとは、好きなことを趣味として公言すると「それが趣味の人」と思われることに恥ずかしさがあります。
    「好きなこと」は年々変化していく気軽なもので、「趣味」は字のごとくに趣を味わっている状態なので、趣味が趣味でなくなったときに、簡単にはその「◯◯が趣味な人」というイメージを訂正できない感じがします。
    人からどうみられているか気になる反面、自分がこうありたいという頑固な面も強い性格なのだと思います。

    仕事の履歴書を書くときには、自分を客観的にみる必要があります。趣味、特技、学歴、資格など、自分を客観的にみていかないと書くことができません。
    客観的にみた自分は、社会からの評価、目線がある程度の判断材料になると思います。

    客観の反対の主観は、履歴書でいうと自己PR欄でしょうか。「御社に入社したら、こうしたい、ああしたい。」は主観的な気持ちです。主観的自分は、社会的評価などは関係ありません。

    主観的自分と客観的自分とのあいだに、ズレがあるとき、心に大きな迷いがわいてきます。
    「本当のおれは世間が思うようなおれじゃない」といった具合に。
    主観的自分を支持して、うつろいやすい浮ついた心に踊らされたり、客観的自分を支持するあまり、周りの目ばかり気になり、周りが思うような自分になることは避けたいものです。
    しかし、忙しい毎日をおくっていると、主観と客観のバランスを崩してしまいがちです。

    主人公というのは禅のことばです。ひっつけようと思っても離れていってしまう主観的自分と客観的自分とがピタリと合わさって、いきいきと生活している本当の自分の姿のことです。

    そんな自分に会ってみたい。さすれば趣味を公言できるのに。

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