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住職のブログ

『2025年』×仏教『仏壇とお墓』

  • 主観的仏教度:★★★☆☆(星3つ)

    2015.07.24

    未分類

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    「2025年問題」というのがあります。簡単にいうと、2025年に、団塊の世代のほとんどが後期高齢者(75歳以上)になることで、医療、福祉等の提供が追いつかなくなる問題のことです。高齢化率は30%を超えると予想されています。
    高齢化していきますが、出生率は低いままなので、2025年は、少子高齢化社会ともいわれます。

    少子高齢化社会を中心で支えるのは若い世代となるわけですが、若い世代では、保育所の不足、産後の職場復帰がうまくいかない、親の介護と仕事の両立の難しさなど、さまざまな問題があります。
    「2025年、えらいことになりそうだ」といっても、突然えらいことになることはないので、今まさにえらい社会に向かって変化している最中なのでしょう。

    少子高齢化社会を考えた時、イメージする家族形態があります。「一人っ子と一人っ子が、両親健在のまま結婚したらどうなるか」ということです。

    まず、親の老後のことは、夫婦二人で経済的にも、精神的にも支えていくことになります。そして、親の亡きあとは、両家にある仏壇とお墓をお守(も)りすることになります。
    仏壇とお墓がそれぞれ二つずつある。仏壇の掃除とお墓の草むしりだけでも大変そうです。
    さらに、その夫婦の子ども(一人っ子)が一人っ子と結婚して、同じように仏壇とお墓を承継した場合、4つの仏壇とお墓の守りをしていくことになります。
    先祖への感謝の気持ちはあれど、4つの仏壇とお墓を所有していると、置き場所にも困りますし、経済的にも物理的にもお守りが重荷になってしまいます。

    2025年は本来の、仏壇とお墓をもつ意味に立ち返る機会にもなりそうです。

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