これは家の壁の写真です。ちなみに壁紙は自分貼りました。
さて、禅宗をひらいたのは達磨大師です。政治家が選挙に当選したとき、目を入れる縁起もののダルマさんとして知られています。
達磨大師は9年もの間、壁に向かって坐禅したといわれます。達磨大師の禅の教えが、インド、中国、日本に伝わり、時代を経て現代、わたしもその禅を学んでいます。
最近、妙に達磨大師のことを身近に感じられるのは、わたしが心の壁に向き合っているからかもしれません。
仕事や子育てを通じて、自分の内面は変化してきました。思い返すと、いつも心の壁と向き合ってきたように思います。
壁に向き合ったとき、引き返すのか、乗り越えようとするのか、たたきこわすのか、しばらく眺めているのか、いろいろですね。
いずれにせよ、あせらずにこころを落ち着けて、ゆっくりと考える時間が必要です。
9年とまではいかないが、1日1度、坐っています。